2008.11.5 ON SALE!!!
『A Ballad Of My Own』 1st ALBUM KCCD-347/¥2,800(税込)

M01.Drive
M02.愛と夢のあいだで
M03.FOR U
M04.Ms.DJ
M05.GLITTER
M06.A×H×O
M07.ボーイフレンド
M08.Girl Standing Strong
M09.雨
M10.A Ballad Of My Own
M11.I gotta -Winter Kiss-
M12.LOVE〜つないだ手〜

◆Tracklistingは こちら
「今年、最大級の極上R&Bアルバム“A Ballad Of My Own”。 LOVERS SONGを中心に、ハスキーな歌声で愛を奏でる待望のファースト・フルアルバムが遂に登場!」

SEEDAの“花と雨”で、初めて彼女の声を耳にした時は衝撃的だった……とまで書くとウソになるが、『Between the Music』には文字どおりブッ飛ばされたものだ。独特の深みのある歌声や、すべての楽曲をトラックメイクも含めた自作自演で賄う才能は言うまでもないが、無理なくR&Bらしい濃密なヴァイブを自然に醸し出した空気感の心地良さは、ほぼ無名に近いひとりのシンガーのポテンシャルを強烈に感じさせるものだった。ライヴを観た人からみるみる虜になっていったという話にもまったく頷けるし、ハッキリ言ってモノが違うよ!の一言で片付けたい気分だ。EMI MARIAの歌は、とにかく伝わる。聴けばわかる。

87年生まれ。パプアニューギニア生まれの神戸育ち。そんなユニークな経歴からある種のバイリンガル・アーティストによくあるハイクラスなプロフィールを思い浮かべる人もいそうだが、5歳の頃から日本で暮らしているという彼女は、一般の学校に通って普通に育ってきたようだ。姉の影響もあって子供の頃からR&Bに親しみ、中学生の頃にはK-Ci&ジョジョやマライア・キャリー、ジャネット・ジャクソンらの曲を歌っていたという。また、中学3年生の時には早くもトラックメイキングに興味を抱き、その手法を音楽の先生に教わっていたそうだ。そのように音楽への興味を深めていた高校生の時、彼女はFIRSTKLAS(ZEEBRA、今井了介、KEN-BO)が開催したMTVのオーディション「MTV STAR TOUR」にエントリーしている。ここでは受賞こそ逃したものの、他の参加者から聞いた「トラックも自分で作る」という話に触発され、本格的にトラックメイクを修得していくことになる。それと並行して17歳の時には初のライヴも経験し、シンガーとして本格的な活動をスタート。活動当初は未成年だったこともあって、クラブではなくライヴハウスやCDショップを含むさまざまな場所で歌を披露していくのだが、この精力的な動きが関西を中心とする強固な支持を築き上げていったのに違いない。 そんな折、人気プロデューサーのBACH LOGICから持ちかけられたのが、SEEDAの楽曲への参加要請だった。それが冒頭で触れた“花と雨”である。BACH LOGICが全面プロデュースを手掛け、06年の暮れに登場した同名アルバムにおいて、SEEDAが亡き姉への思いを綴った“花と雨”はひときわエモーショナルな曲だったが、彼の溢れ出る感情を優しく癒すような彼女の歌声は、多くの聴き手にとって心地良い記憶として残ったのだろう。年が明けると、さまざまな作品から彼女のヴォーカルが聴こえてくるようになる。WOLF PACKとNAOtheLAIZAのミックスCD『ウルフパックのラジオ汁 vol.03』で“Witch”に参加したのを皮切りに、TOMOGEN『06 OUTSIDE』収録の“In Da Club”、MC MOGGY(THE 9 FAR EAST)のソロ作『Katorina』での“トロピカル”、と大阪のラッパー勢と次々にコラボ。また、I-DeAが手掛けたR&Bカヴァー集『re;cover』では、デニース・ウイリアムス“Free”を流麗に披露している。以上のような成果を踏まえて登場したのが1stミニ・アルバム『Between the Music』だったのだ。そこでの荒削りな部分すらも魅力として輝かせる堂々とした歌い口は、フル・アルバムへの期待を強烈に掻き立てるものだった。08年に入ると次第に活動範囲を全国各地へと広げ、一方ではDESTINOとDJ FILLMOREが組んだユニット=10FOR EFDEEの“2 MY FANS”(DS455のKayzabroと共演)、L-VOKALの“SKY 55”、般若の“夢の痕”……と引き続き印象的な客演を展開。そして、7月には1stシングルとなる爽快なサマー・チューン“I gotta -Summer Kiss-”を発表して、今回の『A Ballad Of My Own』完成へと至ったわけだ。

詳細は各曲の解説に譲りたいが、今回も随所でI-DeAのサポートを得ながら、作詞/作曲/トラックメイクを彼女自身が担当。NAOtheLAIZAとAILIのトラックを採用したことも良いアクセントになって、彼女特有の濃密なヴォーカリゼーションは前作以上に多彩な表情を見せてくれる。そもそも「自分で書いて作ってる人のほうが凄い!」という風潮もあるけど、筆者は必ずしもアーティストが自作自演を行うべきだとは思わない。R&Bに限らずありきたりな言葉を並べるだけの「シンガー・ソングライター」は多いが、最終的な楽曲そのものが良くなければしょうがないのだ。で、当然ながらEMI MARIAの場合は違う。歌に表現力があるから曲が引き立てられるのか、あるいは曲の完成度の高さが歌の良さを引き出しているのか……いずれにせよ、彼女の歌唱とメロディーと言葉は分かちがたく結びついていて、それらを束ねた楽曲のひとつひとつが単純に伝わってくるのだ。本当ならこのようにダラダラ書くことすら意味をなくすほどの、「聴けばわかる」才能—この先もずっと聴いていきたいと本当に思わせる数少ないシンガーだ。

文/出嶌孝次(smooth operator/bounce) 08.09.25
 
 
 
2008.7.9 RELEASE
『I gotta-Summer Kiss-』 1st SINGLE KCCD-327/¥1,200(税込)

M1.I gotta - Summer Kiss -
M2.FOR U
M3.I gotta - Summer Kiss - BACHLOGIC REMIX
M4.I gotta - Summer Kiss - Instrumental
BetweentheMusicでR&Bシンガーソングライターの実力を見せ付けたEMI MARIAの 1stシングル「I gotta-Summer Kiss-」のリリースが2008年7月9日に決定!!
10代より暖めて続きてきた「I Gotta」のサマーバージョン「I gotta-Summer Kiss-」!
カップリングには、友達と恋愛の間をセツナク歌う「FOR U」と、Bach Logic による、Remix「I gotta-Summer Kiss-」を入れた、 ドライブ〜海に行きたくなる夏満載のリードシングル!!
 
 
 
2007.10.24 RELEASE
『Between the Music 』 MINI ALBUM FRUR-001/¥1,000(税込)

M1.いえないことば
M2.Keep Going
M3.Missin’
M4.Let Me Love U
M5.アーバン・ストリート
M6.Which(ボーナストラック)

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地元関西を中心に、10代の頃から数々のステージを踏んできた実力派R&BシンガーソングライターEMI MARIAが20歳になった今年、遂に初音源集となる6曲入りE.Pで、デビューを果たす。作詞・作曲・トラックメイキングの全てをこなし、表現力抜群の歌、多彩なヴォーカリゼーションを聞かせる彼女の“アーティストとしてのポテンショナルの高さ”は他に類を見ないほどで、まさに“奇跡の原石”そのもの。
繊細にして大胆、エモーショナルでいてグルーヴィーな、そのバイリンガルのR&Bセンスは、“徳間ジャパン”より今年4月にリリースされたI-DeAのR&Bリメイク・アルバム「re;ccover」でのデニス・ウィリアムス「Free」のカヴァーでも窺い知れたが、全曲自作自演となる本作(ボーナストラックとなるウルフパックとのコラボ曲以外)も、その流れで楽しめるミディアム〜スロウ中心の歌をしっかり聴かせる“パッケージ”となっている。
ライヴを観た人から問い合せ殺到の“ウワサの新人”だけに“先物買い”は当然だろう。